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足柄 経済

公開日:2025.11.01

県内大学等在籍留学生
総数1万6287人
調査開始以降過去最多

 神奈川県は10月23日、県内の大学等に在籍する外国人留学生の調査結果(概略版)を発表した。

 調査は県の留学生支援施策推進のための基礎資料を得ることを目的に毎年実施している。

 5月1日を基準日として、県内の大学、大学院、短期大学、大学校、専修学校(専門課程)、日本語教育機関等の外国人留学生で、「出入国管理及び難民認定法」別表第一に定める「留学」の在留資格により在留する人を対象に実施。調査対象校は226校で、留学生在籍校は141校。回答率は100%だった。

 これによれば、留学生数は1万6287人(昨年比2286人増)で、調査開始以降過去最多だった。出身国・地域別では、中国が6746人、ネパールが3080人、ベトナムが1445人と続き、アジア出身者が9割を超えていた。

 学校種別では大学が5499人、大学院が2196人、短期大学14人、大学校等145人、専修学校4518人、日本語教育機関3915人。学校別で最も多かったのは東海大学で1553人、これに慶應義塾大学大学院の671人が続いた。

 居住地は8割超が県内で、県内居住者の56・1%が横浜市内。県西地域では小田原市が98人、松田町が2人、中井町・大井町・開成町がそれぞれ1人。経費別では国費が374人、外国政府派遣が67人、私費が1万5846人だった。

 2024年度中に卒業した留学生の総数は5250人で、卒業した留学生の51・6%が日本国内で進学。大学・大学院卒業者の35・2%が日本国内で就職している。

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