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足柄 あっとほーむデスク

公開日:2025.12.13

記者が見た、聞いた、感じた、を伝える
あっとほーむデスク
12月13日0:00更新

 以前、洋服裁縫士の方を取材した際に「普段、どの位の値段のスーツを買っているの?」と聞かれたことがあります。その方はオーダースーツを中心に手掛け、数々の表彰実績があります。そちらにお願いすると1着数十万円とのこと。そんなものを着ているはずないので「見れば大体想像つくんじゃないですか、いじめないでくださいよ」と笑いながら返すと、向こうも「いいこと教えてあげる」と笑顔で続けます。「さすがにものすごく安いものは品質や縫製、着心地の違いは明らかだけど、一定以上のものならボタンを変えるだけで別物になるよ」とのこと。「孫のスーツなんか、何回変えてあげたか分からない」。ボタンもいいものを選ぶと安くはないのですが、試しに交換した時、その意味がわかったものです。先日もボタン屋さんでイイモノ選んできました。

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