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足柄 教育

公開日:2025.12.13

「福祉身近に感じて」
市P連がイベント初開催

  • 幼児から大人までが会場に集まった

  • 講演する山室理事長(左)と白熱したリフティング大会

 南足柄市PTA連絡協議会(泉啓也会長)が11月30日、南足柄中学校でイベント「未来につながる福祉チャレンジ」を開催した。幼児や小中学生、保護者、地域の人など約80人が参加した。

 このイベントは市内の子どもたちが地域のことを学びながら楽しい思い出を作る場として、初めて企画された。今回は「福祉」をテーマに、足柄上地域を中心に福祉事業を展開し、スポーツ分野等での支援も行っている社会福祉法人一燈会を講師に迎えた。

 講演では同法人の山室淳理事長らが登壇。福祉についての説明をはじめ、キャリア教育の一環として仕事を紹介し、やりがいについて話した。山室理事長は子どもたちに「福祉は皆さんの生活を守るために必要なこと。子どもでも関われることがたくさんある。優しさのある行動が大切だということを、たくさんの人に伝えてほしい」と呼び掛けた。講演内容をもとに出題するクイズコーナーもあり、会場を盛り上げていた。

 また同法人で働く湘南ベルマーレフットサルクラブの選手が仕事とスポーツの魅力について思いを述べたほか、リフティング大会を実施。入賞した小学生は「選手の技を近くで見ることができて良かった」と声を弾ませていた。

 泉会長は「皆さんの協力のもと、子どもたちの笑顔を見られてよかった。今後も楽しい思い出が作れる企画ができれば」と振り返った。

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