《関東のいずもさん》子どもたちの健やかな成長を願う「七五三」は、秦野市の出雲大社相模分祠で

　「七五三」は子どもたちの健やかな成長を願い行われる儀式。古くからの風習である、3歳男女の「髪置（かみおき）」、5歳男子の「袴着（はかまぎ）」、7歳女子の「帯解（おびとき」に由来している。〝関東のいずもさん〟として親しまれている、秦野市の「出雲大社相模分祠」には毎年、1000組以上の晴れ着を着た親子連れが訪れている。素敵な思い出写真を残せるよう、境内には秋の写真スポットが準備されている。

「七五三参り」は予約不要、混雑状況は「早見表」で確認

　出雲大社相模分祠の「七五三参り」はシーズン以外も含め、通年で行われている。受付時間は午前８時40分から午後4時30分まで。予約不要。土日祝日は午前9時、9時30分、10時、10時30分・・・午後４時30分と30分ごとを目安に、御祈願が行われている。受付場所は授与所。御祈願料は、子ども1人につき「1万円」「7,000円」「5,000円」。混雑状況は「七五三混雑早見表」で確認できる。

着物レンタルや専属プロカメラマンによるローケーション撮影など、各種「七五三プラン」

　神社直営の出雲記念館では、プロのカメラマンによる撮影や着物のレンタルができる、各種「七五三プラン」が用意されている。

【七五三フルセットプラン】

着物レンタル＆着付け＆スタジオ写真が全部セットになった一律プラン

《7歳》69,300円（税込）

《5歳・3歳男の子》50,600円（税込）

《3歳女の子》42,900円（税込）

※御祈祷料は別途

※家族写真など追加ポーズ（13,200円～）

※プランに含まれる写真1ポーズは、子ども一人写し

【境内ロケーション写真】思い出スナップ

出雲記念館写真スタジオのカメラマンによるスナップ撮影

《平日》24,200円～

《土日祝日》29,700円～

※50カット以上／カメラマン1人／写真データ納品

※神社境内ではフリーランス・外部写真館問わず、外部の出張カメラマンの商用撮影など、許可のない営業行為は禁止されています。境内での記念写真は神社専属のカメラマンによる「思い出スナップ」、あるいはご家族ご親戚でお楽しみ下さい。

秋の催事も多数

　秋の出雲大社相模分祠の境内では、「七五三」だけではなく、様々な催事が行われている。11月下旬まで【秋限定の御朱印】、【ストリートピアノ秋の音楽祭】午前10時～午後4時30分、【菊花展】のほか、模擬店の出店や記念スポットの設置などが行われる。

記念写真スポットも充実

碁盤に乗ってジャンプ！―碁盤の儀―

「碁盤の儀」は、七五三の子どもが碁盤の上から飛び降りることで、筋目正しく健やかに成長し、立身出世と開運を願う儀式です。皇室で行われる深曽木（深曾木）の儀が由来とされ、七五三にあたるものとして、碁盤から飛び降りるという儀式が行われます。碁盤の目のように「筋目正しく育つ」「ひとり立ちする」「運を自分で開く」との願いが込められています。

　碁盤から飛び降りる迫力のある七五三の姿を写真に残すのも素敵ですね。