緑区版 掲載号:2017年7月27日号

長津田地区センターで行われる「やってみよう☆はじめてのビブリオバトル」の講師を務める

市川 紀子さん

旧緑区出身  42歳

「まだ見ぬ一冊」を探して

 ○…今話題の書評コミュニケーションゲーム「ビブリオバトル」を通し、本や人と出会う場を創出しようと奔走する。(株)有隣堂の社員として、社が進めるビブリオバトルプロジェクトに携わり、年間30回ほどのイベントを企画。その企画の面白さと普及への貢献が買われ、同社は先月、「ビブリオバトルオブザイヤー」優秀賞を受賞した。時に自らもプレイヤーとして参戦し、書店員大会では準チャンプに輝いたことも。「本を知ればその人がわかる。その人を知れば本がもっと楽しくなる」が信条だ。

 ○…1974年、旧緑区に生まれ(現青葉区)。小学校3年生くらいから自ら好んで読書を楽しむようになった。団地に住んでいたため犬が飼えなかったが、「飼い方」をまとめた書籍を読み漁り、飼った気分に。その後、物語、推理小説と、成長とともに読む本は変わっていったが、いつでも読書は「なりたい自分になれる最高の楽しみ」であった。

 ○…短大卒業後、スーパーの店員として催事に関わると、企画の楽しみに触れた瞬間があった。その後物流畑を歩き、現在の会社の外商部へ。趣味で楽しんでいたビブリオバトルが仕事になったのは3年ほど前のことだ。”本の面白さ”と”可能性”を伝えたいと、いくつもの企画と並走する日々。休日には温泉に浸かって新たな着想を得る。「こんな面白い本があるなんて!」。大会の参加者からそんな声を聞くたびに苦労は苦労でなくなるという。

 ○…「ベストセラーや新刊以外の”埋もれた名作”を発掘できるのもビブリオバトルの魅力のひとつ」と語る。最近は酒蔵とコラボした試飲ありの大会や、街歩きを盛り込んだ「戦国もの」など読書以外の興味を入り口に、本との出会いを創出する”進化系ビブリオバトル”の企画に忙しい。「未知との出会いのお手伝いが出来たら。私自身まだ見ぬ”運命の一冊”との出会いを心待ちにしているんです」と目を輝かせた。

関連記事powered by weblio


緑区版の人物風土記最新6件

鵜飼(うがい) 典男さん

公益社団法人神奈川県薬剤師会の第24代会長に就任した

鵜飼(うがい) 典男さん

8月17日号

湯川 孝則さん

国際ロータリー第2590地区の今年度ガバナーを務める

湯川 孝則さん

8月10日号

斉藤 秀光さん

関東大会に出場する横浜緑ボーイズの創設者にして監督も務める

斉藤 秀光さん

8月3日号

井上 敏正さん

緑区社会福祉協議会の会長に就任した

井上 敏正さん

7月20日号

井藤 昭宏さん

横浜緑ロータリークラブの会長に就任した

井藤 昭宏さん

7月6日号

久保田 真吾さん

7月1日付で横浜みどりライオンズクラブの会長に就任する

久保田 真吾さん

6月29日号

緑区版の関連リンク

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

緑区版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

バックナンバー最新号:2017年8月17日号

お問い合わせ

外部リンク

メール版タウンニュース

ライブカフェミッシェル

タウンニュースホール

ケータイ版タウンニュース

ケータイで左のQRコードを読み取るか以下のURLを入力してください。

http://www.townnews.co.jp/m/