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都筑区版 公開:2012年3月8日 エリアトップへ

パナソニック鈴木一也さん 日本と台湾の架け橋に 被災地の小学生と台湾の小学生の“こころ”つなぐ

社会

公開:2012年3月8日

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2月24〜26日の間に台湾を訪れ、福島県の子ども達から預かったメッセージを届けた(左端が鈴木さん)
2月24〜26日の間に台湾を訪れ、福島県の子ども達から預かったメッセージを届けた(左端が鈴木さん)

 パナソニック モバイルコミュニケーションズ(株)(佐江戸町)に勤務する鈴木一也さん(32)が東北の被災地と台湾の子ども達をつなぐ「日台こころの交流プロジェクト」に取り組んでいる。台湾と日本の架け橋として奔走する一人のオーシャンアスリートに焦点を当てた。

 鈴木さんは、元日本代表の水泳選手で、ライフセービングやアウトリガーカヌーなどの分野で活躍しているオーシャンアスリート(茅ヶ崎市在住)。海をフィールドに、国内外で様々なチャレンジを行っているが、特に注目を集めたのは昨年9月に実施した「日台黒潮泳断」だ。

 これは震災後多額の寄付金が寄せられた台湾に感謝の意を示したいと、仲間のスイマー6人で、与那国島から蘇澳までの150Kmをリレーして泳断した企画。52時間かけて泳ぎ切ると、大観衆が待ち構え、このチャレンジの成功を祝福した。

 「単発ではなく継続することが大事。息の長い交流を図りたい」。そう考えた鈴木さんは次のステップとして「日台こころの交流プロジェクト」に着手。「泳断が大人の交流なら、これは子どもたちの国際交流」と位置づけた。

 交流の対象は、東北被災地の小学校と台湾の台中市健民小学校。じつはこの健民小、99年の台湾大震災で崩壊した校舎が日本の支援により再建したことを受け、昨年の震災後に約190万円の義援金を送った経緯があった。鈴木さんはこの好意を被災地の子ども達に伝えたいと、両国を行き来しながらビデオメッセージやパネルを渡し”こころの交流”を図っている。「台湾の小学生がお小遣いを集めて、日本に頑張れとエールを送ってくれた。僕は『ありがとう』をつなげよう、をコンセプトにこの活動を続けていきたい」と展望している。
 

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