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旭区版 掲載号:2014年6月19日号 エリアトップへ

高校野球神奈川大会 1回戦で「相鉄ダービー」 商大と隼人が激突

掲載号:2014年6月19日号

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左から増田健人君、永原秀斗君、続木悠登君
左から増田健人君、永原秀斗君、続木悠登君

 第96回全国高等学校野球選手権の神奈川大会の組み合わせ抽選会が、7日に行われた。1回戦から相鉄線沿線の駅を最寄りとする、横浜商科大学高校=白根=と横浜隼人高校=瀬谷区阿久和南=の対戦が決定。強豪校同士の「相鉄ダービー」は、1回戦屈指の好カードとして注目される。

 商大は2003年以来、隼人は09年以来の夏の甲子園を目指す今大会。相鉄線沿線の近隣校である両校が、1回戦でぶつかることになった。過去、両校の公式戦での対戦は6回。内訳は商大の5勝、隼人の1勝で、そのすべてが準々決勝の舞台だった。1回戦での対戦は今回が初めてだ。

 商大の永原秀斗主将は「(隼人は)1年の春の大会で悔しい思いをした相手。今回は負けられない」と断言。対して、隼人の手塚渓登主将は「大事な初戦。部員一丸で商大に勝って勢いづければ」と意気込みを語る。

互いに「よく知る」間柄

 強豪校ながら、県内出身の「地元の選手」でチーム編成を行う両校。同じ地域ということもあり、元同級生や元チームメイトといった選手も多いという。商大の続木悠登君(3年)と、隼人の柏原翔君(3年)の両投手は中和田中学校=泉区=の同級生。続木君は「(同級生ということは)意識しないで勝ちたい。周囲が盛り上げてくれているので、いい試合にしたい」と話す。一方で柏原君は「意識します。知っているだけに負けたくない」と闘志を燃やす。

 選手だけでなく、指導者のつながりも。商大の金沢哲男監督と隼人の水谷哲也監督は25年来の付き合い。水谷監督が東京の前任校時代から練習試合で顔を合わせており、隼人に来てからも交流が続く。水谷監督は「(金沢監督に)神奈川の高校野球のイロハを教わった。いろいろとお世話になった」と敬意を表す。

 また、約150人の部員が在籍する両校。10年ほど前からはベンチ入りできない3年生のため、毎年横浜スタジアムで商大対隼人の引退試合を行っている。

7月14日に激突

 今大会は1回戦での対戦だが、水谷監督は「次は決勝戦でやります」と話し、商大の松江光彦部長も「秋は2校で関東大会に進み、来春は揃って選抜大会に」と目標を掲げる。注目の試合は7月14日(月)、保土ケ谷・神奈川新聞スタジアムで午前11時に幕を開ける。

左から藤澤浩太君、柏原翔君、手塚渓登君
左から藤澤浩太君、柏原翔君、手塚渓登君

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