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公開日:2012.01.01
多くの学校などが開校
「辰年の磯子」を紐解く
今年、2012年は「辰年」。東日本大震災を受けて、これまでの設備、制度両面で見直しが進むと思われるが、過去の辰年、磯子区ではどのようなことが起こっていたのか。過去を振り返ることで、新しい年が見えてくるかもしれない。
今から84年前の1928(昭和3)年、4月には滝頭尋常高等小学校(現・滝頭小)が開校した。6月には、市電磯子線が吉野町3丁目から中村橋まで開通。続く8月には磯子町・滝頭町先の第1次埋め立て工事が完成している。
戦争の影響が市民にも及び始め、「ぜいたくは敵だ」がスローガンとして掲げられた1940(昭和15)年。9月に磯子尋常高等小学校の分教場として、後の浜小学校が開校。12月には、東京開港反対を訴える磯子区民大会が開催されている。
この年に生まれた人が今年還暦を迎える1952(昭和27)年には、芦名橋公園が開園。正月には、美空ひばりさん宅に年賀状4万通が届き、郵便局員がリアカーで配達したというエピソードが残っている。
48年前の1964(昭和39)年、3月には、現在、(株)IHIや(株)東芝などが広大な事業所を構えている埋立地に、新杉田町、新中原町という住所が新設された。5月3日には埋立地内の産業道路が全線開通。16日後の5月19日には、国鉄(現・JR)根岸線の桜木町・磯子間が開通し、現在の磯子地域の主要交通網が整備されていった。
ロッキード事件で政財界が混乱し、ピンクレディーブームに沸いた1951(昭和51)年。4月に洋光台第二中学校、11月には森東小学校が開校。上大岡駅周辺から田中や栗木、上中里、氷取沢を貫いて、金沢区へと通じる県道横浜逗子線(笹下釜利谷道路)が開通したのもこの年だった。
24年前の1988(昭和63)年は、前年に区制60周年を迎えた磯子区が3月に記念誌『浜・海・道』を発行。11月には、石鹸を国内で初めて商品として製造販売した堤磯右衛門伝来の資料が、市の地域有形文化財として登録されている。
直近の辰年となる2000(平成12)年。8月に磯子地域ケアセンター(現・ケアプラザ)が開所。11月にはJR磯子駅で、改札口とホームを結ぶエスカレーターが設置され、区民をはじめとした駅利用者の利便性が向上した。
84年前、3万972人だった磯子区の人口は、その後右肩上がりで増え、現在は、16万4732人(平成23年11月30日現在)。今年の辰年、磯子区はどんな1年になるのだろう。
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