小学生から高校生の障害のある子どもたちのために様々な体験教室が実施される支援事業「つるみサマーフレンド」が、8月24日まで開かれている。
今年は期間中約70人の子どもが参加。8月5日には總持寺で修行僧と交流し、寺内で日課とされている雑巾がけや、坐禅を体験するなどして夏休みの思い出を作った。
親の休息にも
つるみサマーフレンドは、鶴見区社会福祉協議会が主催し1999年から実施されている。障害児に楽しんでもらうだけでなく、子どもを預ける親に休息時間を取ってもらうことや、地域のボランティアの育成も目的としている。
例年、地域ケアプラザなど各機関による実行委員会を立ち上げ、10以上の体験企画を実施。障害の種別・程度などに関係なく子どもたちを受け入れ、車イスの子どもでも無理なく参加できるレクリエーションも用意されている。
「市内の障害児向け余暇支援の取組みの中でも、規模は大きく内容は充実している。毎年楽しみにしてくれている子どもも多い」と区社協担当者は話す。
体験の当日には公募で集まったボランティアがほぼマンツーマンで付添い。初参加者には、障害児との接し方についての事前研修も行われる。今年のボランティアには約60人が集まり、プールや料理、クライミング教室などを通して子どもたちと交流を深めていた。
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つるぎん27日に4月25日 |
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