区内企業らと現役ママによる市民団体が協力し、8月25日、親子向けイベントを同時開催する。地域活性化などを目的に、相互の課題克服を試みる初企画。参加者らは、「鶴見のためになれば」と声を揃える。
今回、同時開催されるのは、宣伝広告プロモーション会社・ルミナス=鶴見中央=が主催し、区内企業ら9社が協力する「夏休み親子ふれあい祭り」と、子育てママ支援warm placeを母体に、現役ママたちが実行委員会形式で実施する体験イベント「マムリス」だ。
「地域貢献しながらPRできる場がないか」と関係企業から要望を受け、ルミナスがイベント企画を模索。アイデアはあったが、集客に不安が残る状態だった。
一方のマムリスは、体験型イベントとして3回目となった昨年、親子1500人が来場。集客力は高いが、ほとんどを自費で行う中、予算面と人員の確保などが今後の発展の課題となっていた。「お互いを補完しあう形で、親子が楽しめる企画を」。両者の思惑が合致し、同時開催にいたった。
「一店舗では難しいが、つながることで地域に喜んでもらえるイベントができる」と参加企業は話す。
出展料から広報費
ふれあい祭りに参加するのは、神奈川東部ヤクルト販売(株)、健ナビ薬樹薬局鶴見店、auショップ鶴見西口駅前店、ナイスホーム(株)、(株)学研エデュケーショナル、東宝タクシー(株)、フェイシャルメイクさくら、生活協同組合ユーコープ、メットライフ生命の9社。
出展料から、両イベントを盛り込んだ配布用のチラシ5万部を作成するなど、一部経費をまかなった。
回遊性にも工夫
豊岡商店街内の鶴見ふれあい館2階が会場となるふれあい祭りでは、試食や試飲、福引抽選、ハンドマッサージ、ゲームコーナーなど、各社とも親子向けのブースを出展する。マムリスは鶴見公会堂が会場となるため、両会場の回遊性をもたせようと、共同のスタンプラリーも企画。各社協賛の景品などが当たる抽選会を実施する。
鶴見公会堂のマムリスは、現役のママらが普段行う手作り雑貨といった約30種類のワークショップを用意。ダンススタジオWAAAPSのステージもある。
マムリスは現在予約受付中(詳細は「マムリス」検索)。ふれあい祭りは予約なしで当日参加可能。両イベントとも入場は無料(参加費あり)。時間は、マムリスが午前10時半〜、ふれあい祭りが11時〜となり、終了は午後4時。問合せはルミナス・松本さん【携帯電話】080・4424・8282。
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