不登校の子どもの居場所作りをしている市民ボランティアグループ「まいるーむ(山口邦子代表)」が、今月から学習支援を始めた。区役所や民生委員の協力を得ながら、訪れた不登校の子どもに”学び”を提供する。
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同グループのスタッフは4名。山口代表は不登校の子どもを受け入れる活動を続ける中で、勉強する場の必要性を感じたという。また、学習支援は不登校の子どもを持つ保護者に安心感を提供できるため「親子関係も良くなる」と山口代表は話す。
区役所こども支援室や民生委員から、不登校の子どもの紹介を受けるなどの協力を得た。山口代表は「基礎学力までの支援をするところもあるが、多くの親御さんはお子さんの高校進学を望んでいるので高校入試レベルまで教えていきたい」と語る。
第1回の学習会は今月4日に同サロンで行われた。中学生の不登校の子ども2名とその保護者が参加。約1時間、スタッフがマンツーマンで英語や数学を教えた。「子どもたちは勉強に意欲的。雰囲気よく学習できた」とスタッフ。
今後は毎週木曜日の午前10時30分から11時30分に学習支援を行う予定。対象は区内の小・中学生。費用は教材費のみ。
問い合わせは同グループ、【電話】/【FAX】044・789・5402まで。
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