さがみはら南区 文化
公開日:2016.03.24
本紙川柳コーナー
年間大賞に竹内さん
集いで表彰 特別賞は倉田さん
本紙川柳コーナー「タケシの万能川柳」投句者の集いが3月19日、相模大野のユニコムプラザさがみはらで開催された。
同コーナーは、読者から投稿された川柳から相模台在住のコピーライター・水野タケシさんが秀逸1句、準秀逸3句、入選5句をそれぞれ選出。選評と併せ毎月1回、本紙で発表しているもの。2014年1月30日号に初回を掲載、今年2月度までに25回を数える。
集い当日は同コーナー投句者ら11人が参加。15年1月から12月までの秀逸12句と準秀逸36句の中から水野さんがそれぞれ選出した「年間大賞」「特別賞」が発表された。
年間大賞には古淵の竹内ひとみさん(柳号・えみちゃん)=上写真前列左、特別賞に南台の倉田哲雄さん=同右=が選ばれ、水野さんから記念のトロフィーを受け取った。
竹内さんは、「素養はなかったけれど、水野さんの選評に導かれこのような賞をいただき、感激しています」と受賞の喜びを述べた。また竹内さんは、事前に本紙で行った読者投票による「ファン大賞」でも1位を獲得した。
表彰後の句会では、「町・街」を題材に参加者が事前に投句した川柳を匿名で発表。水野さんの感想を交えながら、秀作を選び合った。
受賞者の横顔
「ふと気付く帰る家ある有難さ」―。昨年の本紙投稿1848句の中から大賞に。食器を洗いながら、ふと浮かんだ川柳。テレビからは欧州難民のニュース。「蛇口から水が出て、こうして食器がしまえて…。帰る家があるって幸せなことだ」。面倒な家事も、普通にできることがありがたいということに気づき、生まれた一句だ。
川柳歴は浅く、詠句の技術も素養も「全然ない」と首を横に振る。良句の秘訣も「私が聞きたいくらい」。当初は「自分に詠めるのだろうか」と本紙への投稿もためらった。ただ、「自分の経験に即した」等身大の句づくりを心がけ、今は日常の出来事を折にふれ書き留めるようにしている。柳号は学生時代、下宿仲間で呼び合ったあだ名。「明るい感じと、”笑み”を思わせる語感も好き」と笑う。「女性目線の句が詠みたい」と今後への意欲を語った。
ピックアップ
意見広告・議会報告
さがみはら南区 ローカルニュースの新着記事
コラム
求人特集
- LINE・メール版 タウンニュース読者限定
毎月計30名様に
Amazonギフトカード
プレゼント! -

あなたの街の話題のニュースや
お得な情報などを、LINEやメールで
無料でお届けします。
通知で見逃しも防げて便利です!













