「本の悲鳴を聞いて」 綾瀬市内図書館で展示
綾瀬市立図書館本館と3つの分室(北の台図書室、寺尾いずみ図書室、南部ふれあい図書室)で本や雑誌、新聞の汚損や破損が相次いでいる。
これに伴いそれぞれの施設では「本の悲鳴を聞いてください」と題し、実際に書き込みや切り取られた本、雑誌などを展示し=写真=、図書館の利用マナーの向上を呼びかけている。展示期間は4月上旬までの予定。
今回の展示は同じジャンルの本に同一人物と見られる同じような日付の書き込みが見つかったことから、新聞の切り取りなど他の事例と合わせて、図書館利用者への注意を目的に開催されている。
汚損や破損、書き込みは、鉛筆や蛍光ペンによる線引き、食べ物などのシミ、返却時の水濡れ、いたずら書き、クイズへの書き込み、新聞のクーポン券切り取りなどさまざま。鉛筆書きによる線引きなど修正可能な場合は同館職員が修復するケースもあるが、廃棄処分になるもののほうが多いという。市立図書館では「本や雑誌、新聞は市民の皆様のものです。大切にご利用ください」と呼びかけている。問合せは同館【電話】0467(77)8191まで。
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