環境の大切さを学び、子どもたちの未来について考える勉強会「六ヶ所村ふるさとを吹く風〜六ヶ所からこども・地球・未来へ」が1月16日(日)、麦っ子畑保育園(大島貴美子園長・南栗原)で開催される。
限りある資源と安心して暮らせる環境の大切さを学び、子どもたちが幸せに生きていける未来を考えたい―。そんな思いから、同園に通う児童の保護者らで2007年に結成された「大地に麦を実らす会」(原瀬光子会長)が主催するこの勉強会。青森県六ヶ所村にある核燃料再処理工場の背景を学びながら、電気や自然の大切さ、環境に配慮した暮らし方などを考える。
勉強会では六ヶ所村で核燃料に頼らない村づくり運動に取り組む同村出身の菊川慶子さんを講師に招き、参加者からの質疑応答、交流会なども予定している。
幅広く活動
核燃料による環境への影響を伝えようと、2007年5月、同園の大島園長が保護者に向けた通信「園だより」で核燃料に関する記事を掲載。その記事に保護者らが賛同したことが同会発足のきっかけだった。「子どもの未来のために行動を」と、座間市在住の父母らを中心に30人ほどで、同年7月、環境や平和運動を目的としたこの会を結成した。
年々活動の輪は広がり、勉強会のほか、辻堂海浜公園でのビーチクリーンや足柄での「水源の森」ワーク(里山再生)などさまざまな活動に参加。地場産業や地元雇用を促進しようと菊川さんが六ヶ所村で運営する「花とハーブの里」へ出向き、イベントの手伝いや現地の交流会にも参加した。
昨年10月には平和を願う祭典「ピースフェスティバル2010大和・綾瀬」に出店。手作りのアクセサリーやエコたわしを販売し売上を支援先へ寄付した。
原瀬会長は「子どもたちの未来に安心した暮らしを残したい。多くの方に勉強会に来てほしい」と話す。
勉強会は午後1時30分から。会場は同園(南栗原1―4―2)で参加費300円。誰でも参加できるがマイカップを持参すること。保育あり(要事前予約)。
問い合わせ・申し込みは同会【電話】080・6767・3232/【メール】mugimino@hotmail.co.jpまで。
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