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座間版 公開:2020年1月31日 エリアトップへ

相武台南口 交通拠点設置を目指す 行政・地域協力し実現へ

社会

公開:2020年1月31日

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勉強会で示された今後の方向性(市発行「勉強会ニュースレター」より)
勉強会で示された今後の方向性(市発行「勉強会ニュースレター」より)

 5年後、10年後の座間市はどうなっているのか――。相武台前駅南口では、イベントや交通の拠点となる駅前広場を作ろうという計画がある。これまで地域住民による勉強会(ワークショップ)なども行われてきた。今後のスケジュールなどは未定だが、実現に向け座間市も調整中で、近い将来、座間市の表玄関として新たな拠点ができる予定だ。

 相武台前駅南口には現在、バスやタクシーの拠点がなく、さがみ野駅方面に向かう場合は駅反対側の北口にあるターミナルでバス・タクシーに乗り、踏切を超えて向かうことになる。踏切周辺の道路は急カーブしていて、バスが通過するときは誘導員が歩行者などの安全を確認している。

 地域住民対象の勉強会は2018年10月から12

月までに相武台コミュニティセンターで3回行われ、1回目には周辺エリアの課題を出し合い、意見交換を行った。その後の勉強会の中で、踏切を渡るバス路線の吸収、一般車も駐停車できるスペースの確保、駅からの直結通路、イベント会場の確保、バリアフリー整備など駅前広場ができることで、周辺地域が抱えている課題を解決できる可能性や、将来の利便性の向上を探った。

 相武台前駅周辺は座間市都市マスタープランで、座間とさがみ野の両駅とともに、市民生活を支えるとともに都市のにぎわい創出する「地域拠点」に位置付けられている。南口周辺では商店が並び、自治会や商店会が主催するイベントを開催するなど地域をあげて、にぎわいを創出してきた。

地域・行政で作る快適・安全なまち

 しかし同地域も以前は、「ベビーカーが通れない」と、駅前から相模が丘方面に向かう市道5号線を地域住民と行政が協力して、道路を整備してきた。歩道もなく段差が多い道路で、改善を願う声を受け、約10年越しの2014年度に拡幅工事が終わり、現在の状況となった。拡幅前は道路でイベントなどできなかったが、現在では歩行者天国にして踊りや演奏、仮装などが楽しめるイベントを開催し、多くの人が訪れている。

 この南口駅前広場構想は一昨年の勉強会を受け、事業は行政内で検討され実現に向け進もうとしている。座間市は、関連機関や地元住民などと調整していきたいとしている。数年後、相武台地域に新たなシンボルが誕生する予定だ。
 

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