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公開日:2013.11.22

児童養護施設成光学園
女子チームが初の栄冠
福祉施設の駅伝大会

  • 初の栄冠を喜ぶメンバーたち

 緑ケ丘の児童養護施設「成光学園」(矢部雅文園長)の女子駅伝チームが、11月16日に開かれた「第21回児童福祉施設女子駅伝大会」で、ベストタイムを大きく更新する力走をみせ、初優勝に輝いた。



 こどもの国(横浜市)を会場に、5人の選手がたすきをつなぐ大会。1区間2・4Kmで、小学生から高校生までの混合編成。今年は18チームが参加した。同学園は中学生4人、小学生1人の編成で臨んだ。



 9月から毎日続けたトレーニングが結実した大会だった。2つの区間賞を獲得する総合力の高さで、2位の横浜家庭学園に約40秒差をつける48分42秒でゴールした。大会前のチームベストタイム(50分台)も大幅に更新した。



 同学園の女子チームは、中学生や高校生が少なかったこともあり、大会に出場していない時期があった。復活したのは2年前。十数年ぶりにエントリーすると、4位入賞と健闘。さらに昨年も4位に入るなど、着実に力をつけていた。そして今年、遂に栄冠を獲得した。



 3区を走り、2位からトップに躍り出た中学校3年生のキャプテンは「本当にうれしかったです。チームみんなで喜びました」とゴールの瞬間を振り返った。来年に向けては「連覇したいです」と抱負を話した。



 男子チームも、同日開催の「第46回児童福祉施設駅伝大会」に出場。大会7連覇を目指したが、1時間7分26秒で惜しくも2位となった。男女揃ってのダブル優勝は来年に持ち越しとなった。

 

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