中学生硬式野球チーム「座間ボーイズ」(安達和弘代表/柄本洋仁監督)は7月8日、第42回日本少年野球関東大会神奈川県支部予選大会を勝ち上がり、関東大会出場を決めた。同チームの出場は5年ぶり。
関東大会予選には32チームが出場。春の大会で優勝し既に出場権を獲得していた横浜泉中央ボーイズを除き、残りの代表4枠を4つのトーナメントに分かれて競った。
「感謝」をチームのスローガンとして掲げる座間ボーイズ。全国大会への切符を逃した3年生にとって、関東大会が最後の大舞台となる。エースで主将を務める板垣翔也選手が「今までお世話になった人への恩返しを」と語るように、54人の部員が一丸となって大会に臨んだ。
初戦は横須賀ボーイズを相手に7対0で5回コールド勝ち。準決勝の横浜中ボーイズ戦では12対5と、自慢の強力打線が爆発した。
代表決定戦の相手は横浜青葉ボーイズ。7回を終えて3対3の同点で、延長戦に突入した。チャンスが訪れたのは延長9回表。無死満塁とすると、水口颯汰選手が走者一掃の二塁打を放ち、勝ち越しに成功。その後も森田統馬選手の適時打などで突き離し、7対3で勝利。5年ぶりとなる関東大会出場を決めた。
7回からマウンドに上がり、胴上げ投手となった板垣主将は、「今までの努力が報われて、うれしい気持ちでいっぱい」と喜ぶ。
関東大会は8月12日(土)から、群馬県本庄市で開幕する。初戦は埼玉県の強豪・武蔵狭山ボーイズ。最後の大会へ向けて、板垣主将は「厳しい環境であろうと、全力プレーで臨みたい」と決意を新たにした。
宮崎誠助監督は「何とか関東ナンバーワンを獲りにいきたい」と話した。
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