神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
綾瀬版 公開:2012年8月3日 エリアトップへ

消防団操法大会 早園分団が県で優勝 市代表として出場 4大会ぶりの快挙

公開:2012年8月3日

  • X
  • LINE
  • hatena
優勝旗を受け取った
優勝旗を受け取った

 地域の有志で結成された「消防団」の各市町村代表らが技術を競う「神奈川県消防操法大会」で、綾瀬市の代表で出場した早園分団がポンプ車操法の部で最優秀賞に輝いた。綾瀬市の同賞獲得は8年ぶり6度目。

 消防団は地域の有志により組織され、防災啓発時や災害発生時に活動している。綾瀬市内には1隊27人の消防団が6隊ある。操法大会は団員の技術向上や士気高揚などを目的に各市町村で開かれており、県大会は2年に1度「神奈川県総合防災センター」(厚木市)で開かれている。

 大会はポンプ車操法と小型ポンプ操法の2部門で競われる。5人または4人1組で消火作業を行い、所要時間や各隊員の士気、規律、チームワークなどを加点・減点審査し順位決定する。今大会には33隊、早園分団が出場したポンプ車操法の部には8隊が出場していた。

 大会にむけて、早園分団では経験などから代表メンバーを選出し、2012年1月から自主練習を開始。仕事から帰宅した後の時間に走り込みなどを行い、主に基礎体力を強化した。4月以降は消防職員の指導の下で実際の作業の訓練などを毎週3日ほど重ね、大会に臨んだ。

 県大会の会場は日ごろ練習していた綾瀬市文化会館駐車場より滑りやすく、転倒などは大きな減点となる。周囲の期待やプレッシャーの中で、金子正明分団長は「27人の団員全員で出場している。27分の1の仕事をすればいい」と声をかけた。通常通りの落ち着いた演技でスムーズに展開。大きな減点もなく、終了後のメンバーは満足感に包まれた。最優秀賞獲得が決まると応援に来ていた家族やOBらも歓喜に湧いた。

 指揮者として出場した佐藤雅彦さんは「消防職員や地域の方、先輩、他分団の仲間、家族など本当に多くの支えがあって良い結果が残せた。仲間と団結してひとつの目標に向かっていけた。技術が認められたことで、地域の方の安心にも繋がれば」と話していた。
 

綾瀬版のトップニュース最新6

名称原案に意見募集

綾瀬市

名称原案に意見募集 経済

スマートIC、名称決定へ

1月24日号

綾瀬が話芸のネタに

タウンレポート

綾瀬が話芸のネタに 文化

きょう午後にライブ本番

1月24日号

ひと月に約800人来場

高座クリーンセンター

ひと月に約800人来場 社会

地上50m展望室など人気

1月10日号

県展示11年ぶり巡回

県展示11年ぶり巡回 文化

かながわの遺跡展『縄文と弥生』

1月10日号

個性ある持続可能都市へ

2020(令和2)年新春市長インタビュー

個性ある持続可能都市へ 政治

子どもの教育と多文化共生に意欲

1月1日号

産業の拠点新たに

綾瀬市商工会新会館

産業の拠点新たに 経済

笠間会長「原点の結束・連携に回帰を」

1月1日号

あっとほーむデスク

  • 1月24日0:00更新

  • 12月13日0:00更新

  • 11月29日0:00更新

綾瀬版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2020年1月24日号

お問い合わせ

外部リンク