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県展示11年ぶり巡回 かながわの遺跡展『縄文と弥生』

文化

掲載号:2020年1月10日号

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博物館で展示された綾瀬の土器
博物館で展示された綾瀬の土器

 神奈川県立歴史博物館(横浜市中区)で開催された「かながわの遺跡展『縄文と弥生』の巡回展が1月9日から26日まで、綾瀬市役所7階市民展示ホールで開かれる。巡回展の綾瀬市開催は2009年以来11年ぶり。

 「かながわの遺跡展」は県内の発掘調査で出土した資料を中心に展示するもの。神奈川の考古学や埋蔵文化財に理解を深めてもらうのがねらい。

 今年度は県や県内自治体、個人所蔵の重要文化財など1081点を展示。綾瀬市からは上土棚南遺跡から出土した「中空土偶」(市指定文化財)のほか、同遺跡と宮久保遺跡から出土した縄文土器、石斧、木の実など24点が展示された。綾瀬の巡回展では350点まで絞り込み展示する。

 今年のテーマ『縄文と弥生』では中央に広場がある「環状集落」で土器を使用し狩猟・採集・漁で生活した縄文文化と、神崎遺跡のように濠に囲まれた「環濠集落」で水田稲作などの農耕で食糧を生産した弥生文化の過渡期にある「縄文時代晩期後半から弥生時代前期後半」に焦点をあてた。

 土器や石器、遺構などの資料を展示し、過渡期の暮らしがどう変化したか、前後の時期と比較して解説している。

価値を再認識

 綾瀬市では吉岡遺跡に代表される旧石器時代から上土棚南遺跡や宮久保遺跡などの縄文時代、弥生後期の神崎遺跡など古代史の資料が多く発掘されている。県の担当者によると「綾瀬市は県内でも有数の遺跡が確認されている地域。中空土偶は良い状態で発掘された貴重な資料」と評価する。

 当時の人々が食糧としたアワやヒエなどの雑穀のほか動物の骨、埋葬の変化などを通じて現代に通じる営みの原点に迫る。午前9時から午後4時半。観覧無料。12・19日は午後1時半から展示解説がある。13日休館。

 (問)神奈川県埋蔵文化財センター【電話】045・252・8661。

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