清川村図書館 読書の楽しさ知って 手づくりカルタを制作・展示
本のイメージを絵に描き、カルタを作る子どもたち
清川村図書館に子どもたちが作った色とりどりの「手づくりカルタ」が展示され、訪れる人たちの目を楽しませている。
同図書館は、昨年12月21日から１月15日までを「冬休み子ども読書週間」として、絵本の読み聞かせと紙芝居・推薦図書の展示・本のリサイクルフェアなどのイベントを開催した。その内の１つが子どもたちによる「手づくりカルタ」の作成だった。
このカルタは、図書館を訪れた幼児、小・中学生に好きな本を選んで読んでもらい、そこから自由にイメージする絵を描いて札を作っていくもの。本の題名の最初の文字が札の五十音部分となる。
職員によると「子どもたちにとって本を読むのは大切なこと。まずは手にとってもらい、読書の楽しさを知ってほしい」という思いからスタートした初めての企画だという。
これまでは本に関するクイズやしおりづくりなどを行ってきたが、今回のカルタは子どもたちの評判も上々で、楽しみながら何枚も仕上げた子もいるという。サイズはおよそ14cm×19cmで、子どもたちは色鉛筆などを使って紙いっぱいに表現している。
同図書館では「大人が読むのとはまた違った、子どもたちなりのイメージがカルタに表現されている。そういう所を見てもらえれば」と話している。
展示は１月30日までの予定。
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