6月25日に行われた鎌倉市議会の議会運営委員会で、議員定数削減を求める陳情2件と、現状維持を求める陳情1件が審議され、いずれも少数賛成で不採択となった。
6月定例会に、市議11人の削減を求める陳情があり、それを受けて継続審議中だった関連の2陳情も審議することになった。
11人削減の陳情は、市の歳出に占める人件費率の高さを指摘し、議員自らが削減するよう「良識と誠実」を期待する内容。
削減を求めていたもう1つの陳情は、2010年8月に出されたもので、行革や市議会の果たしている役割から定数28を20にすることを求めている。
一方、現状維持を求めた陳情は11年2月のもので、民意をくみとるために現定数は必要と訴えていた。
11人削減の陳情を行った市内在住の男性(75)は「同様の陳情が市民から出ている現状を市議には考えてもらいたい。市議の活動が市民から見えていない。もっともっと少数精鋭でよいのではないか」と話していた。
市議会では、現在も定数削減に関わる議決など、何も行われていない。
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