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鎌倉 文化

公開日:2013.06.21

川端作品の息吹き感じる
長谷の邸宅が初公開

  • 庭園を散策する参加者たち=6月15日撮影

 市内長谷にある川端康成邸庭園が6月15日に公開された。同邸宅は私邸であることからこれまで一般公開されてこなかったが、(公財)川端康成記念会と義理の息子の川端香男里氏の協力のもと、園庭を初公開することになった。



 鎌倉初の名誉市民となった川端康成の文学を市民に広く理解してもらおうと市文化人権推進課が中心となり企画したもの。午前と午後の各回30人定員のところ、15倍以上の900人を超える申込みがあったという。



 参加者は鎌倉文学館で川端香男里氏の講演の後、甘縄神社近くの川端邸へ。建物内部への立ち入りは出来なかったものの、広々とした庭の散策を楽しんだ。



 参加した中田宗仁郎さん(65)は「知らない事が多く、有意義だった。『山の音』の世界を感じられた」と話し、滝本紀子さん(66)は「家の古さとか、『古都』の北山杉があったのが印象的」と感想を話した。

 

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