鎌倉 社会
公開日:2017.08.25
福島の親子が鎌倉遊び
宗教者が保養プログラム
「福島の子どもに鎌倉でのびのび遊んでもらおう」という保養プログラム「鎌倉で遊ぼう」が、8月18日から21日まで行われた。
これは宗派を超えた宗教団体が企画、地元企業等の支援で行われているもの。5回目となる今年は29家族84人が参加し、期間中、建長寺に宿泊して座禅などお寺の生活を体験しながら、材木座での海水浴や江の島散策、小町通りでのショッピングなどを楽しんだ。
郡山市在住の女の子(8)は「海で遊んだり、たくさん友達を作れて楽しかった」と笑顔。主催者の一人、山根憲次さんは「放射能への不安から子どもを外で遊ばせることをためらう保護者はまだまだ多い。鎌倉でリフレッシュしてもらうとともに、私たち自身が福島のことを風化させないよう、息の長い活動にしていきたい」と話していた。
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