代官町在住の豊田玲子さん(27歳・アスリートネット湘南所属)が先月、「第5回オールジャパンミスボディフィットネス選手権大会」(日本ボディビル連盟主催/長野県中野市民会館)の164cm超級に出場し、準優勝した。
同選手権は、「世界女子ボディフィットネス選手権大会」(10月14日〜17日/セルビア)に向けた日本代表の選考も兼ねられ、豊田さんは168cm以下級の代表選手に初選出された。
豊田さんは、「世界大会に出るのが目標でした。欧米選手は日本人と筋肉量が違いますから勝つのは難しいですが、臆せずに世界と自分のレベルの差を感じたい」と抱負を語った。
ミスボディフィットネスは、スポーツ選手としての体型や女性らしい美しさを競う競技で、今回準優勝した選手権では、予選と決勝の計3ラウンドで審査。ビキニやワンピースなど、各ラウンド指定のコスチュームを身にまとい、決められたポーズで体を回転して前後左右のラインを見せる。
豊田さんは昨年から競技を始め、前回大会でも初出場ながら準優勝を果している。しかし、世界基準に至らないとして代表選出はならなかった。「昨年の経験で肩や背中、胸の筋肉を増やし、逆三角形に見せることが大事だと分かった。ポーズの取り方もすごく重要で、国内外の強い選手の写真を見て研究した」と話す。
豊田さんは理学療法士の資格を持ち、宝町のジム「平塚スポーツケアセンター」に勤務。ビーチバレーや競輪選手のトレーニングをはじめ、一般女性のダイエット指導などを行っている。自身の練習は勤務前か勤務後の約1時間半。「スケジュール確保が難しい」と苦笑するが、「お客さんにも応援してもらっているし、国内外でタイトルが取れるように頑張りたい」と意気込んでいた。
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