平塚・大磯・二宮・中井 文化
公開日:2016.11.03
幻の眞葛焼 写真で鑑賞
花菜ガーデンで宮川香山展
花菜ガーデン(寺田縄496の1)内のレストラン壁面ギャラリーで、明治時代に活躍し、横浜で開窯した陶芸家、初代 宮川香山の没後100年を記念し、「宮川香山『眞葛焼(まくずやき)』写真展」が開催される。11月1日(火)〜27日(日)、午前10時30分〜午後4時。会期中無休。入場無料。
宮川香山は、明治を代表する陶芸家の一人。1871年(明治4年)に、輸出向けの陶磁器を製造するため横浜で開窯し、1876年のフィラデルフィア万国博覧会に出品された眞葛焼が絶賛され、世界にその名を馳せることになった。1916年に香山が亡くなってからも、3代目まで宮川香山の名前は引き継がれたが、横浜大空襲の被害を受けて窯は閉鎖された。
同展では、彫刻のように緻密に再現された動物や植物と、洗練された色使いで海外から注目を浴びた眞葛焼を写真パネルで紹介。現在では「幻のやきもの」と呼ばれている作品を見ることができる。
問い合わせは同園【電話】0463・73・6170。
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