中井町の中井中央公園野球場に「星槎中井スタジアム」の愛称が付いた。地域活性化や町民サービスの向上などを目的に同町が導入したネーミングライツ(命名権)の第1号。学校法人国際学園=横浜市=が命名権を取得した。
町は今年6月に、スポーツ・文化施設や公園などの公共施設を対象にネーミングライツ事業者の募集を開始。国際学園から応募があり、10月25日に契約した。愛称の試用期間は11月1日から2023年3月31日までの5年5カ月。年額100万円が町へ支払われる。
幼稚園から大学まで幅広い教育施設を手がける星槎グループ内の法人で、星槎国際高校湘南=大磯町国府本郷=を運営。同スタジアムは、野球部が練習場として利用している。
今後は町の広報やホームページなどで愛称が記載される。町では、同学園から県外の強豪チームを招いた試合開催の提案を受けているといい、「町外から多くの人に応援に来てもらうことで町のPRにつなげていきたい」と期待を寄せる。
天然芝の同スタジアムは両翼97・6m、センター122m。ナイター照明6基を備え、スタンド席916席と芝生の内外野席がある。高校・大学野球部の練習のほか、少年野球大会や首都大学2部リーグ、社会人クラブチームの試合などに利用されている。
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