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小田原・箱根・湯河原・真鶴

公開日:2013.06.08

並外れたテントウムシ
小田原近隣で400匹見つかる

  • ナミテントウ(奥)と比べると大きさは歴然

 小田原市を含む県西地域で、体長が2cm近くあるテントウムシが見つかった。



 発見したのは「はこね・おだわら昆虫館」の佐藤勝信館長。市内荻窪で昆虫観察をしていた5月2日、桑の葉にとまっている「ハラグロオオテントウ」に気づいた。その後の調査により市内6カ所で約400匹を確認、湯河原や大磯でも生息が確認された。



 ハラグロオオテントウは桑の葉に付く害虫を食べる益虫で、関西から西に生息している。佐藤さんは「県内で見つかるのは恐らく初めて。温暖化で、生息地域が東に伸びているのかもしれない」と推測する。一般的なテントウムシの寿命は約半年だが、ハラグロオオテントウは1年半近く生きるという。現在同館では成虫を展示中。開館時間は午前10時〜午後5時で、土・日のみ。(問)【電話】0465・24・3948

 

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