小田原・箱根・湯河原・真鶴 文化
公開日：2017.07.29
パリに渡ったかくれ文字絵
小林さんがエキスポ出展
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ひらがなで似顔絵を描いた小林さん
７月６日から９日までフランスで開催された「ジャパンエキスポ・パリ」に、かくれ文字絵作家の小林真澄さん（市内柳新田）が出展した。
世界最大級の日本文化総合博覧会。パビリオンを運営する（一社）ジャパンプロモーションにより日本文化発信の担い手として選出された小林さんは、小学校教員を経て２００９年にデビュー。文字だけで絵を描く独自のスタイルを確立し、個展開催など国内外に活躍の場を広げている。
来場者にもらった”お題”の文字をもとに、笑った表情の似顔絵を即興で描くパフォーマンスを披露した小林さん。「指圧」「きつねの嫁入り」という日本ツウならではの単語もあがったが、多かったのは子どもや孫の名前。日本で行う時と同じ傾向で、「異国で生きていても感じることは一緒だと思った」。約50作品を手掛け、「日本生まれのひらがなを、笑顔に乗せて届けられた」と振り返った。
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