神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

ベルマーレフットサル 10年越しの悲願達成 クラブ初のプレーオフへ

スポーツ

公開:2017年12月16日

  • X
  • LINE
  • hatena
サポーターとプレーオフ進出を喜ぶ選手ら=写真はクラブ提供
サポーターとプレーオフ進出を喜ぶ選手ら=写真はクラブ提供

 小田原市に本拠を置く湘南ベルマーレフットサルクラブ(奥村敬人監督)が12月8日、敵地でシュライカー大阪を2対1で下し、クラブ史上初となるプレーオフ出場が決定した。

 勝てばプレーオフ出場の5位以内が確定する一戦で、湘南は試合開始早々の前半3分に本田真琉虎洲(マルコス)選手のゴールで先制。16分にはロドリゴ選手が追加点をあげるが、終了間際にネットを揺らされて1点差で前半を折り返す。

 後半は初のプレーオフをめざす湘南と、目下6位で進出に黄色信号が灯る大阪との意地のぶつかりあい。互いにチャンスを作りながらも決めきれない膠着(こうちゃく)状態が続く。終盤、リーグ2位の得点力を誇る大阪に猛攻を仕掛けられるも、「サポーター、ファン、スポンサー、地元の方々のすべての想いが乗り移った」と奥村監督が試合後に語ったように、高い集中力でしのいだ湘南。ついに試合終了を告げる歓喜のブザーが鳴り響いた。

 その瞬間について、ゲームキャプテンの刈込真人選手は「決定したうれしさと、優勝に向けて出場権を得ただけというのと、色々な感情があった」と語った。

低迷期乗り越え歓喜

 湘南は2007年のFリーグ創設元年に加盟。プレーオフ制度のなかった初年度の5位が最高成績で、以降は低迷。昨年まで3季連続で10位に終わっていたが、今季は安定した戦いぶりで上位を走り続けてきた。

 「低迷期が長く、最後まで信じられない思いだった」というサポーター代表の山川太郎さん(38)は好調の要因について、09年以来8季ぶりにクラブを率いた奥村監督の存在をあげる。「1度目は監督として結果を残せなかったが、その後もコーチとして懸命にクラブを支えていた。そんな姿に選手も感じるものがあったと思うし、僕らも応援しようという気持ちが強くなった」。待ち望んだプレーオフ進出は、「泣いてしまうと思っていたけれど、そうでもなかった。進出決定だけでは満足できないほど、今年は強い」とさらなる活躍に期待を込めた。

 今季のリーグ戦は残り4試合。次節は本日12月16日(土)、南足柄市体育センターで神戸と対戦する(午後4時キックオフ)。小田原アリーナでの今季最終戦となる大分戦は、23日(土)正午から。ジェイコム小田原スペシャルデーとして、イベントも企画されている。1月13日(土)に開幕するプレーオフの対戦相手は、リーグ戦の最終順位により決まる。

小田原・箱根・湯河原・真鶴版のトップニュース最新6

県1部昇格を目指す

社会人サッカー久野FC

県1部昇格を目指す

昨年度からリーグに加盟

4月13日

箱根町が先駆モデル地域に

オーバーツーリズム対策

箱根町が先駆モデル地域に

混雑緩和へ、今夏事業開始

4月13日

1市2町でプラスに

公示地価

1市2町でプラスに

バブル期以来の上昇基調

4月6日

新作はMFゴースト版

小田原市マンホールカード

新作はMFゴースト版

市内誘客 人気アニメ活用

4月6日

世界1位の観光地に選出

箱根町

世界1位の観光地に選出

車椅子での来訪に配慮

3月30日

14人の顔ぶれ決まる

湯河原町議選

14人の顔ぶれ決まる

土屋氏2回連続トップ

3月30日

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月13日0:00更新

  • 4月6日0:00更新

  • 3月30日0:00更新

小田原・箱根・湯河原・真鶴版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月18日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook