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足柄 トップニュース

公開日:2011.07.16

足柄上地区
地元産間伐材で「サインアート」
チェンソーアートで“あしがら”の魅力を発信

  • 炎天下で制作に取り組む女性作家

  • 序幕式で披露された2体は合庁一階ロビーに展示されている

  • 足柄上合庁にお目見えした金太郎などのレリーフ作品

 足柄上合同庁舎(開成町)の道路側に面した生垣の一画に、1市5町にちなんだレリーフや動物などの木製オブジェがお目見えした。地元産の間伐材を用い、チェンソーアートにより制作された「サインアート」と呼ばれるものだ。足柄上地域県政総合センターでは今年度中に管内1市5町の観光名所などにサインアート200体を設置し、チェンソーアート大会開催なども目指していく。



 足柄上地域県政総合センターでは足柄上地区を”アートの里”にして地域おこしにつなげていこうと、県のふるさと雇用再生特別基金を活用した「ASHIGARA Wood―ART事業」を実施する。



 7月6日には蛯名喜代作センター所長やサインアートを制作した作家らが出席して、足柄上合庁のサインアート設置を記念した除幕式を挙行。本格的に事業がスタートした。



 サインアートを制作するのはNPO法人ウッドボイス(事務局=山北町)。同会には美大出身の若手作家などが所属している。除幕式で披露された熊の親子を制作した佐藤美奈子さん(22)は「チェンソーアートは通常の彫刻と違い、作品が早く出来るのが魅力」と強調する。若い感性による躍動感溢れるサインアートは、管内の古道、ハイキングコースなどに設置され、地域の魅力を発信していく。

 

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