「みかんコロッケ」デビュー 地産地消へ新たなメニュー
今日2月15日(土)から松田町で始まる「第16回まつだ桜まつり」で、ご当地グルメ「まつだ山みかんコロッケ」の販売が始まる。
「まつだ山みかんコロッケ」を手掛けたのは小田原市内の食肉問屋(株)門屋食肉商事(小田原市鬼柳、二宮慶晃社長)。毎年桜まつりでみかんが販売されているのを見た二宮社長が、「新しい形で商品にできれば消費拡大につながるのでは」と松田産のみかんを余すところなく使ったコロッケを考案した。
試作にあたり同社では、愛媛県など全国のみかん産地をリサーチ。試行錯誤を重ね、「混ぜ込むことでみかんの風味が弱くなってしまう」という理由から、みかんをゼリー状にして足柄牛を混ぜた男爵イモで包む方法に辿りついたという。
二宮社長は「みかんコロッケは惣菜よりスイーツに近い感じ。ぜひ多くの方に食べてもらい、地域の新しい名物になれば。今後も地域の生産者と接点をもって地産地消への取り組みを続けていきたい」と話す。
まつだ桜まつりで1日100個
まつだ桜まつりでは「奴さん最中」や昨年の「みかん大福」など、松田山のみかんを使った新しい商品が登場しており、ご当地グルメが登場する場にもなっている。
みかんコロッケは1個300円。まつだ桜まつりの期間中、会場の売店スペースで1日100個程度の販売を予定している。
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