下市ヶ尾町テレビ受信組合 「解散後は街の資金に」 小学校と町内会に寄付
テレビの電波障害を解消するために設立された「下市ヶ尾テレビ受信共同受信組合」(蕪木泉組合長)が解散に伴い、下市ヶ尾町内会と東市ヶ尾小学校に寄付を行った。3月1日には同地区第1町内会館で町内会の感謝状授与式が行われた。
同会は1981年に横浜市教育委員会とNHK、東京電力が出資し、同町内会が中心となり設立されたもの。地域住民約1000世帯が加入し、会費制で運営されていた。
難視聴は11年7月に地上デジタル放送に移行したことで解消。その後はデジタル放送移行時に伴う対応などを行ってきたが、目的を果たしたことから今年の2月23日に解散した。
同組合は解散にあたり、昨年5月の総会で同校と同町内会への寄付を決定しており、作業を進めてきた。
金額は同町内会へ約620万円、東市ヶ尾小学校へ約300万円。同組合の蕪木組合長は「残余金は地域のために使われるのが適切。今後、組合の資金が形を変え、ふるさとである下市ヶ尾全体に役立ってもらえることを願っている」と話す。
柏村茂町内会長は「地域のために有効に使いたい。会長をはじめ、組合員の方々にお礼申し上げます」と話す。東市ヶ尾小に関しては学校側が必要な教育機材をリストアップし、屋外の校章や大時計、マリンバ、和太鼓などを組合が寄贈する形がとられた。体育館紅白幕も新しくなり、20日には新しくなった幕で卒業式も行われた。
|
<PR>
|
|
|
|
|
映画で学ぶ英会話4月18日 |
|
<PR>