カリタス女子短期大学で12月13日、ホームカミングデーと、2010年度卒業式が開催された。
これは専攻科・短大開設50周年を記念して催されたもの。10年度の学位授与式は、東日本大震災の5日後に予定されていたため急きょ中止となっていた。今回、卒業生を招く機会にあわせて式典を行うこととなった。
当日は10年度卒業生14人が参加。クロデット・ベルニエ学長は「この3年半の間に様々な経験を積み、多くの人と出会い、大きく成長したはず。カリタスの温かい交わりを楽しんで、明日に向かって新たな希望や力を得てほしい」とあいさつした。学位は当時、個別に授与されたため、式典では1人ひとりが壇上に上がり、教員からのメッセージを学長から手渡された。聖書の朗読や祈りなど、同大ならではのプログラムも用意され、学園歌をうたってしめくくられた。
参加した堀之内栞さんは「帰ってきた、という感じ。街並みも変わっていなくて心が温まった。卒業式はしたかったが震災があり、卒業を喜べない気持ちもあった。今日、こういう場を作ってもらえて良い思い出になった」と笑顔をみせた。
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