美しが丘に拠点を置く協同労働協会「オイチ」のビジネスプラン発表会が行われ、都筑区在住の竹内章人さん(35)がグランプリに選ばれた。
オイチは起業家の交流や人脈づくり、ビジネスを通した地域課題解決などを目指すNPO法人。同発表会は「ビジネスアワード」と題して会員を対象に行っており、今回が7回目となる。
「産み育てやすい社会へ」
発表したのは「日本のお産医療の現場を活性化する」プラン。竹内さんは産婦人科医のブランディングなどを行ってきた経験から、高齢出産の増加でリスクが高まる一方、医師が足りていない現状への課題を感じていたという。「少子化の一因でもある医師不足を解消するためにも、現場の支援をしたい」と竹内さん。プランではパンフレット制作やウェブを通し、多忙な医師に代わって医院の魅力や思いを発信する広報役を無償で担うことを提案。収益はそこで培った医師とのコネクションを活用し、製薬会社などの企業と医師とをつなぐアポイント代行でまかなうといい、事業化に向けて調査を進めている。
同法人の坂佐井雅一理事長は「着眼点がよく、社会課題解決も見据えた刺激的なプラン」と評価。竹内さんは「秋頃には本格稼働したい。産み育てやすい社会につながれば」と話している。
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