愛と平和に対する考えの作文を審査する「永井隆平和賞」で桐蔭学園高校女子部3年の二木(ふたつぎ)理沙子さん=写真=が高校生の部で最優秀賞を獲得し、9月に表彰を受けた。
原爆投下に関連して『この子を残して』『長崎の鐘』等の作品を残し、平和を訴えた永井隆。同賞はその精神を伝えていこうと、同氏と縁のあった島根県雲南市が開催し、今回が28回目となる。
351点の応募の中から最優秀に選ばれた二木さん。「賞を狙って書いたわけではないので、びっくりしたけれど、光栄です」と喜びを見せる。
長崎に原爆が投下された日が誕生日で、作文の題名は「八月九日に生まれて」。今まで家族や修学旅行で長崎には何度か足を運び、その中で原爆や平和について学び、考えたことをまとめている。
二木さんは「自身も被爆したにも関わらず、アメリカを憎まず、これからの日本の放射線医療のために尽くしたことを尊敬している」と同氏への思いを語る。「自分も日本に尽くしたい。色々な教養を身に付け世界の恒久的平和に貢献できる仕事をしたい」と話している。
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