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公開日:2019.02.21

黒須田小
山田さんが最優秀賞
かながわ夢絵コンテストで

  • 山田さんの作品「宇宙の水族館」=主催団体提供

  • 最優秀賞を受賞した山田さん

 神奈川県最大規模で、県内小学生を対象とした「かながわ夢絵コンテスト」。応募作品5619点から、黒須田小学校の山田埜生(のい)さん(6年)の作品が最優秀賞に選ばれた。作品は3月2日・3日にそごう横浜店で開かれる展覧会で展示される予定だ。

 「初めての最優秀賞。今年は小学生最後の応募だったので嬉しい」と笑顔で話す山田さん。3年生から同コンテストに応募を続け、過去3回入賞、うち昨年は2位にあたる優秀賞だった。最優秀賞を目指して挑んだ今年、努力を結果につなげた。

 同コンテストでは「ぼくたち、わたしたちの未来の世界」をテーマに自由な発想で描かれた絵を募集。NPO法人こどもネットミュージアムが主催し、23回目となる。

 山田さんの作品は、夏休みに家族と行った花火大会で着想を得たという、「宇宙の水族館」。花火大会で空に打ち上がる花火は、宇宙でクラゲやクジラが泳いでいるように見えた。そんな思い出を作品に込め、宇宙に浮かぶ水族館でクラゲや魚が泳ぎ、花火が上がる様子を表現したという。

 「宇宙の色が暗いので、クラゲや花火をできるだけカラフルに描いた」と、工夫も凝らした。一度母親に相談した際には、「いろいろ描いてみて、よいものを取り入れてみては」とのアドバイスも。構図を何度も練り直し、できるだけ奥行きが出るように、立体的に見えるようにしたという。

 審査は、県内の教育委員会教諭8人によって行われ、山田さんの作品は構図や鮮やかな色彩、発想力などが評価された。「これまでに得た知識を結びつけながら、よく考えて描いた様子が伝わる」などといったコメントをもらっている。

好きなこと、将来の夢に

 小さいころから絵や工作が好きだったという山田さん。将来の夢はアニメ制作で知られる、米国ピクサー・アニメーション・スタジオで働くこと。現在、英語も習っており、「好きな英語も生かして、いろんな映画の制作に携わりたい」と語る。

 3月2日には表彰式が行われる予定。同2日と3日の展覧会には、山田さんの作品を含む155点が同店9階シビルプラザで展示される。午前10時〜午後7時で、3日は5時まで。そのほか公式サイト(https://yumecon.net)から閲覧できる。

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