青葉区版 掲載号:2019年3月21日号
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「中退しないで高校生活を」 NPOが支援に協力募る

教育

 不登校傾向の生徒たちが、中退せずに高校生活を送れるように、入学前からの支援で「高校デビュー」を応援したい――。

 桜台のNPO法人パノラマ(石井正宏代表)が高校入学前支援を行うため、インターネットのクラウドファンディングで運営費を賄う資金協力を呼び掛けている。

 パノラマは不安や困難を抱える高校生への早期支援などを目的に「高校内居場所カフェ事業」を行っており、今回同カフェを運営中の田奈高校と大和東高校(大和市)で入学前支援を目指す。3月31日までに第1目標の40万円を集め、入学前に居場所カフェ体験等を実施していきたい考えだ。

 18日時点で集まった寄付は18万円弱。石井代表=写真=は「体験を通しスタッフとの信頼関係づくり、友だちづくりのきっかけにしたい」と話す。

入学前に関係づくり

 両校は県内5校あるクリエイティブスクールのうちの2校。受験時に学力試験がなく、中学で力を発揮できなかった生徒を受け入れ、意欲を高める取組等を行っている。

 田奈高校では2014年末に同カフェとして「ぴっかりカフェ」を開始。毎週木曜の昼休みと放課後に、パノラマと地域ボランティアらがジュースや菓子、味噌汁を用意して生徒に寄り添っている。

 友人やスタッフに会いに来る生徒や教室でなかなか居場所のない生徒など、さまざまな理由で毎回130人ほどが利用。事情で弁当を持ってこられなかったり、家庭環境に困難を抱えていたり、進路に悩んだりなど、スタッフら大人とのおしゃべりの中で相談しやすく、同時に新たな価値観と出合う場にもなっている。

 運営する中で石井代表が気になっていたのがカフェで出会うことなく不登校になり、中退となる生徒たち。県の資料では29年度の県立高校(全日制)中退者数平均が約10人であるのに対し、同校は55人だった。

 人間関係づくりが上手く保てないケースが多いことから「1人ぼっちのまま相談せずに辞めてしまうのであれば、最初から『2人ぼっち』にすれば」。そこで人間関係づくりのきっかけに考えたのが、今回の入学前支援。今春すでに両校で実施したが、継続的な支援のためにも資金が必要という。「生徒たちをちゃんと支えるため、ぜひ応援してください」と石井代表。

 寄付は同法人HP(ホームページ)(【URL】https://npo-panorama.com/)からクレジットカード、又はメール連絡後、振込「ゆうちょ銀行008支店 普通4215699特定非営利活動法人パノラマ」。(問)同法人【メール】npo.panorama@gmail.com

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