横浜市会は5月17日に本会議を開き、新議長に青葉区選出の横山正人氏(自民・7期)、副議長に金沢区選出の谷田部孝一氏(立国・8期)をそれぞれ選んだ。
就任後、本紙のインタビューに応じた横山氏は「平成から令和に元号が変わり、また横浜市政130年という節目に第50代議長という重責を担うことに身の引き締まる思い」と心境を語った。また、区制25年の中で青葉区初の市会議長に選ばれたことについて、「大変光栄なこと。青葉区の代表としてしっかりと努めていきたい」と力強く語った。
議会運営については、「これから横浜市も人口減少期に入り、都市経営の難しい舵取りを迫られる大事な1年になる」と話し、「まずは昨年度決定した『横浜市中期4か年計画』を着実に実行し、将来も持続的に発展できるよう、議会としても力を尽くしていきたい」と決意を述べた。
今年は横浜でラグビーW杯の決勝戦やアフリカ開発会議が開催されるなど注目が集まる。「横浜が持つホスピタリティを発揮し、国際的行事の成功に結び付けたい」とし、来年の市庁舎移転で本会議場の傍聴席が現在の倍に増えることなどに触れ、「市民の皆さんに市会をより身近な存在に感じてもらえるよう、努力していきたい」と語った。
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