がん患者やその家族、遺族が病気の悩みや不安などについてお茶を飲みながら話をする「たまプラーザがん哲学外来カフェ」の3周年を記念し、11月2日にたまプラーザ地域ケアプラザで記念講演会が行われた。
当日は86人が参加するなか、日本対がん協会会長で国立がんセンター名誉総長の垣添忠生氏が「悲しみを抱いたまま生きる」と題して講演=写真。垣添氏は、がんの概要について語った上で、妻ががんで亡くなった自らの経験を語った。
がんの専門家である垣添氏でも悲しみに明け暮れたこと、そして徐々に人との関わりや趣味を通し絶望から立ち直っていった過程に、会場は静かに耳を傾けていた。カフェ代表の和田眞さんは「垣添先生からは臨床的なお話だけでなく心に触れるお話があった。今後もこうした講演会を開ければ」と話す。
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