榎が丘在住のノンフィクション作家、城戸久枝さん=人物風土記で紹介=の児童書『じいじが迷子になっちゃった』(186頁/1600円+税/偕成社)が第5回児童ペン賞大賞に選ばれた。
城戸さんは2007年に残留孤児だった父親の足跡や半生を綴った『あの戦争から遠く離れて』でデビュー。同作は大宅壮一ノンフィクション賞など三冠を獲得し「遥かなる絆」のタイトルでテレビドラマにもなった。
今回の作品はそんなデビュー作を息子の弦(ゆづる)君にもわかるよう新たに書き起こしたもので、今年7月に発行。9月には歴史ある日本児童ペンクラブの同賞に選ばれ、11月に授賞式が行われた。城戸さんは「息子と共に作り上げた」と話し、弦君は「面白いところと戦争の悪いところがある。また戦争にならないためにも読んでほしい」と呼びかける。
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