新型コロナウイルスの影響で来場者数減に苦しむこどもの国が、クラウドファンディングで支援を募っている。
昨年開園55年を迎えた同園だが、4月の緊急事態宣言時には開園後初となる約2カ月間の休園を余儀なくされ、その後も感染拡大防止のため屋内施設やスケート場などの利用を中止。そのため、例年は年間約85万人が訪れていた来園者数が昨年は約50万人と減少し、運営する(社福)こどもの国協会の財政は厳しい状態が続いている。
同園は上皇上皇后両陛下の結婚時に全国から寄せられた祝い金を基金に開園し、約100万平方メートルある敷地の7割を緑地が占めている。今回の支援金は樹木の維持や草花の栽培・整備などに活用する予定だ。
目標金額は1000万円で、2月1日時点で51%の約517万円が集まっている。返礼品には同園の招待券や非売品の50年史などを用意。同園の鈴木英美園長は「こどもの国は開園以来多くの人々の支えによって成り立ってきました。ぜひご協力いただければ」と呼び掛けている。
クラウドファンディングは5月14日まで。支援内容の詳細は【URL】https://a-port.asahi.com/projects/kodomonokuni_kikin/へ。
|
<PR>
青葉区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>