戻る

青葉区 文化

公開日:2022.03.31

しらとり台飲食店
料理でウクライナ支援
「ボルシチ」の売上寄付

  • 店主の浅香さん(左)、ボルシチを作る妻の千昭さん

  • 提供しているボルシチ

 ロシアによる侵略が続くウクライナを支援しようと「K's(ケーズ) BAR(バー) Still(スティル)」(しらとり台34の4)が、ウクライナの郷土料理「ボルシチ」を1000円で提供し、その売上全額を寄付するプロジェクトを3月22日から行っている。

 ボルシチはビーツや野菜、牛肉などを煮込んだスープにサワークリームを混ぜながら食べる。

 同店では、ウクライナ人の母を持つ常連客の要望を受け、昨年からボルシチをメニューの一つとして提供。レシピを教わり試行錯誤の末、完成した本場直伝の味だという。

 ウクライナ南部のオデッサが横浜市と姉妹都市であることを知った店主の浅香馨次(けいじ)さんは「日々悲惨なニュースを見て、何とか支援ができないか」と思い立ち、妻の千昭さんと始めたという。ボルシチに使われる具材は日本では手に入りにくく手間暇もかかるが、材料費は全て同店が負担している。利用客から「支援看板が目に留まり食べにきた」という声も。

 1日限定12食。4月15日まで販売し、国連難民高等弁務官事務所を通して人道支援に充てるという。店舗には募金箱も設置している。営業時間は午後6時から深夜0時まで。定休日は水曜日。

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

青葉区 ローカルニュースの新着記事

青葉区 ローカルニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

求人特集

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS