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公開日:2022.12.22

青葉台シュタットシンケン
食肉加工品で金メダル
ドイツのマイスターが審査

  • 白カビサラミ=同店提供

 青葉台でハムとソーセージの製造・販売業を営んでいる「シュタットシンケン」(青葉台1の15の7)の中山弘治代表=写真=が食肉加工品のコンテストに3商品を出品し、いずれも最高賞の金賞を獲得した。

 ドイツ・フランクフルトで3年に1度開催されている「IFFA食肉加工品品質コンテスト」。各国から出品のある伝統的で格式の高い品評会だが、防疫上の観点から2019年以降アジアからの出品が許可されなくなり、代わりに同基準で国内開催されるようになったのが、今回、中山代表が出品した「第2回IFFA日本食肉加工コンテスト2022」だ。審査は本場ドイツのマイスターが来日して行うもので、90社、約580件の出品があった。コンテスト自体は8月下旬に行われたものの、表彰状やメダルはドイツから送られ、12月に届いた。

 中山代表が出品したのは、赤肉のハムとピスタチオがアクセントのソーセージ「ビアシンケン」と豚すね肉のゼリー寄せ「アスピック ド ジャレ」、芳醇な香りの「白カビサラミ」の3商品。

 同店の創業者で「現代の名工」にも選ばれた中山一郎さんの後を継ぐ中山代表。出品は初めてと話すが、特別なコンテスト向けの品物ではなく、普段から店に並んでいる商品で勝負することにこだわった。味に自信はあったが、ドイツ人審査員の評価を受けたかったと話す。金賞受賞に「良かった」と安どの表情を浮かべつつ、「今後も美味しい商品を提供していきたい」と話している。

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