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青葉区 教育

公開日:2023.01.01

「私のしごと」作文コンクール
加藤千采(ちうね)さん(桐蔭高校)が最高賞
大野紗耶さんも入賞

  • 賞状などを手に持つ(左から)加藤さん、大野さん

 NPO法人「仕事への架け橋」主催の「第18回全国高校生・高等専修学校生『私のしごと』作文コンクール」で桐蔭学園高校の加藤千采さん(17)=人物風土記で紹介=が最高賞の文部科学大臣賞に選ばれた。また大野紗耶さん(17)が全国高等学校進路指導協議会会長賞に入賞した。

 コロナ禍の影響で表彰式が中止になり、このほど受賞者の学校に賞状や盾、記念品が届いた。

 「私のしごと」作文コンクールは、「私の理想とする職業人」や「好きな仕事で、夢をかなえる!」など5テーマから1つ選び、作文を書く。今回は全国から2687編の作品が寄せられた。

 加藤さんは「私の理想とする職業人」をテーマに、板碑(いたび)の研究をしていた祖父と研究者を目指す自分との関係を作文に落とし込んだ。『祖父は理想の研究者』を題に、いつも一緒に遊んでくれた祖父の研究者としての一面を熱量を持って書いた。受賞を受け、「言葉にできないくらいうれしかった」と振り返り「自分が何の研究をしたいのか見つめ直し目標が明確になった」と加藤さん。まずは目の前の受験を頑張り合格を掴むと誓う。

 大野さんは「好きな仕事で、夢をかなえる!」をテーマに重いアレルギー性鼻炎で医者にかかる事が多い中、真摯に向きあってくれた医師の姿を書いた。『見えない痛みを理解する』を題に、軽く思われがちな症状で辛い思いをした時もあったが「自分の痛みは自分にしか分からないからこそ寄り添う医師を目指し、勉強を頑張りたい」と医学部を目指す。

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