青葉区 社会
公開日：2023.01.26
横浜市
新石川で実証実験開始
デマンド型乗合交通
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運行に使用されているワゴン車。サイドのステッカーが目印
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実証実験専用WEBサイト
山坂が多く、道路状況によりバスが通行できない地域もある等、移動に関して課題を抱えている新石川地区。そこで、新たな移動の選択肢を増やすため、横浜市はインターネットや電話による事前予約に応じて、ルートやスケジュールを柔軟に組み合わせて運行する「デマンド型乗合交通」の実証実験を、１月16日から同地区でスタートさせた。実施期間は２月28日（火）まで。
使用されるのはワゴン型の車両で、定員６人。新石川１丁目から４丁目、あざみ野１丁目・２丁目のエリア内に51カ所の乗降スポットを設置し、事前に予約をすれば、どこからでも乗り降りすることができる。
運賃は１回乗車ごとに大人３００円、小児（小学生以下）１５０円。１歳未満無料。幼児（１歳以上〜就学前児童）が保護者（６歳以上）と同乗する場合は２人まで無料。運行時間は平日の午前９時から午後８時。
移動サービスを利用するには事前に、モニター登録、配車システムの登録および規約への同意が必要となる。その後、スマートフォンの「乗客アプリ」か電話で、乗車人数・希望日時・乗車場所・降車場所などを設定し予約する。買い物や通院での利用を想定しているほか、代理予約も可能なため、例えば子どもが習い事に行く際の乗車予約を保護者が行うこともできる。登録締切は１月31日（火）まで。新石川の住民以外でも登録可能だ。
交通チケット配布
今回の実験では、地域の商業・飲食店・病院等と連携し、買い物や通院などのサービス利用者に「交通チケット」の配布も行う。これは外出機会の創出とともに、生活サービスの利用者増加を目指すもの。費用は横浜市が負担する。実証実験に関する問合せは、青葉区新石川地区新たな公共交通サービス実証実験担当【電話】０１２０・９４１・４６５（無料）。
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