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公開日:2023.02.02
山内ミニバスクラブ
悲願の県大会初優勝
全国初出場決める
山内ミニバスケットボールクラブ(青木一泰監督)の男子チームが1月22日にトッケイセキュリティ平塚総合体育館で行われた「第43回神奈川県ミニバスケットボール決勝大会チャレンジカップ」で悲願の初優勝を飾り、3月に行われる全国大会の初出場を決めた。
山内小学校と新石川小学校を主な練習場所として活動している同クラブ。近隣の1年生から6年生まで男女約100人が週4日練習している。
山内は粘り強いディフェンスから速攻が得意なチーム。昨年11月、12月に行われた横浜市大会で優勝し、今年度は公式戦負けなしの優勝候補として県大会に臨んだ。
初戦、KJr.を62対22で下して波に乗ると、2回戦は今泉に66対33、準々決勝は中田に41対18、準決勝は公郷に49対26と、山内は下馬評通りの実力で勝ち上がっていった。決勝の相手は、市大会決勝と同一カードとなる強豪、瀬谷第二。市大会では45対37で勝っているものの、「しっかりと(山内への)対策をされていた」と青木監督が話すように第1Q、第2Qとも相手のディフェンスが強固で、山内は外からシュートを打たされる場面が目立つ。一進一退の攻防が続き、山内は第3Qの終盤までリードを許す苦しい展開だったが、逆転に成功すると、第4Qでは差を広げ、37対27で優勝を決めた。
創部44年目で初優勝
今までの最高成績は2003年の3位で、創部44年目にして初めての優勝。長年の悲願を叶え、青木監督は「多くのOBOGや知り合いから祝福があった」と喜ぶ。決勝ではキャプテンの平川大夢(ひろむ)さん=荏田小6年=が大事なところでゲームコントロールできたことと、リバウンドだけに留まらず、苦しい時に得点を重ねたエース、西田翔真さん=山内小6年=の活躍を勝因に挙げつつ、チームとして層が厚く、全選手が実力を発揮してくれたことを称えた。
青木監督の孫でもある平川さんは「決勝は接戦で楽しかった。全国大会出場が目標だったので優勝できてうれしい」と振り返った。3月に東京都で行われる全国大会に向けて「山内らしいバスケをして全勝したい」と意気込んでいる。
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