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公開日:2023.04.20
スカーフ親善大使
11代目に青葉から3人
横浜の伝統工芸をPR
横浜生まれのシルク製品ブランド「横浜スカーフ」の魅力を伝える「横浜スカーフ親善大使」の11代目メンバーが、このほど決定した。青葉区から3人、そのうちの1人が初の男性大使として選ばれた。
スカーフ大使は、横浜繊維振興会が毎年公募しているもので、世界最高水準の製版、染色、縫製の技術で作られている「横浜スカーフ」の魅力を市内外に伝える役割を担う。青葉区の(写真前列左から)麻生さつきさん(59)、渡辺悠希さん(19)、長谷川紅琳さん(23)の3人の他、(後列左から)ルチーニ・エレナさん(26)、高橋結香さん(19)、林芙美さん(45)、森井裕美子さん(45)の合計7人が11代目大使に選ばれた。
今後、年齢や職業、経歴も異なる7人が様々な立場から1年間各種イベントなどを通じ、ファッションや横浜スカーフの魅力をPRしていく。
初の男性大使に
初の男性大使に選ばれた渡辺さん=左写真。幼少期、祖母の旅行土産が各地のスカーフだった。当時は使い方が分からず、押し入れに眠っていたというが、大学生になり「ファッションとしてイケてるのでは」と取り入れるように。「スカーフは女性のイメージや敷居が高い印象を持っている人も多いと思うが、男性である自分が性別や世代を問わず、スカーフの魅力を広めていきたい」と意気込む。
最年長大使として
「記念日や思い出に必ずスカーフがある」と麻生さん=右写真。スカーフは家族の節目となる行事で贈り合う特別なもの。「実際に巻くと顔がぱっと華やいで表情が明るくなる」と魅力を話す。普段、身に付けている印象から同僚に背中を押され、応募した。今回の大使の中では最年長で「照れくさくもあるが、大好きなスカーフを横浜の皆さんに知っていただき、スカーフと共に思い出が増えるよう、できる事に取り組んでいきたい」と熱意を込める。
横浜好き前面に
長谷川さん=左写真=は、学生時代にランドマークタワーの展望台でアルバイトをしていた際、初めてスカーフを巻いたことが応募のきっかけになった。生粋のハマっ子で横浜が大好きだという長谷川さん。「スカーフはカジュアルな服装やバッグのワンポイントにもなりオシャレはもちろん、温かさや日焼け防止など用途もさまざま」と魅力を話し、「大好きなふるさとの伝統産業を多くの人に知ってもらい、横浜の街を活性化できたら」と話す。
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