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公開日:2023.05.25

横浜FC
選手が米作り挑戦
地域農業活性化に一役

  • 田植えをする横浜FCの選手

 横浜市内での米づくりを通して、地域農業の活性化を図ろうと、Jリーグ「横浜FC」の若手選手が5月16日に青葉区近隣の水田で田植えを行った。横浜FCとJA横浜、(株)ミツハシによる事業で、昨年に続き2年目。

 「横浜FCアグリプロジェクト”ハマ米”」と題して横浜FCの選手が市内産米の育成に携わる同事業。収穫した米をミツハシが商品化、「横浜FC応援米」としてホームゲーム等で販売する予定だ。市内産米の知名度向上と市内消費を促すことで、地域農業の活性化を目指す循環型の取り組みで、持続可能な開発目標(SDGs)の「住み続けられるまちづくりを」の実現を目指す内容でもある。また、横浜FC応援米の売上の一部はチーム強化費に充てることとなっている。

 16日の田植えには横浜FCの宇田光史朗選手と清水悠斗選手、高塩隼生選手が参加。地元農家の指導を受けながらも、初めての体験だけに苗植えの位置が蛇行したり、転びそうになるなど悪戦苦闘。しかし3人とも時間が経つにつれ、徐々に慣れていった様子だった。

 田植えを終えた宇田選手は「慣れない作業で移動するのも難しかった」と振り返り、清水選手も「先が見えなくて大変だったけどやり切った達成感がある」と笑顔を見せた。高塩選手は「田植えがこんなにも大変だとは。今後は感謝してお米を食べていきたい」と話した。チームの内田智也さんは「収穫時期には米を刈り取って、勝ち星も上げたい」と語った。

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