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青葉区 社会

公開日:2025.06.05

地域の安全にスクラム
警察、メディアが防犯協定

  • 左から金井代表、鎌田署長、奥村代表

 青葉警察署(鎌田純署長)とイッツ・コミュニケーションズ(株)(金井美惠代表取締役社長/以下イッツコム)、同社のグループ会社・横浜コミュニティ放送(株)(奥村力代表取締役社長/以下FMサルース)の3者が協働して、5月28日に地域安全に関する協定を締結した。

 同協定では、特殊詐欺被害や交通事故の防止に向け、チラシの配布などの啓発活動やラジオ放送を通した情報発信などを連携して行うほか、子ども、高齢者の見守りにも取り組んでいく。

 東急線沿線エリアを中心に通信・放送事業を展開するイッツコムだが、創業の地・青葉区で初めて警察と地域の安全に関する協定を結んだ。金井代表は「業務上、お宅に訪問することも多い。こうした活動が利用者の安心にもつながれば」と話し、奥村代表は「テレビやラジオ、メディアの強みを生かしてしっかりと啓発活動に取り組んでいきたい」と意気込んだ。

 鎌田署長は「4月末時点で区内の刑法犯の数は減少傾向だが、SNS型投資詐欺、ロマンス詐欺など新しい手口も生まれ予断を許さない。3者連携が治安維持につながれば」と期待を寄せた。

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