青葉区 社会
公開日：2025.09.04
奈良地区ラジオ体操の会
雨にも負けず14年
優良団体表彰を受賞
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表彰状を持つ佐久間会長（左）と雨池さん
奈良北団地で活動する「奈良地区ラジオ体操の会」がこのほど、（株）かんぽ生命保険（本社・東京都）が体操の普及啓発に努めた団体へ贈る「ラジオ体操優良団体等表彰」を受賞した。８月９日には14周年を祝うパーティーも催され、参加者たちに受賞を伝えた。
表彰は同社が１９５６年から行っているもので、団体と個人の表彰に別れている。今年は全国で１８２、神奈川県からは10団体が選ばれた。
延べ25万人が参加
同会の発足は２０１１年。横浜奈良郵便局前の広場に集った23人から始まったという。活動は午前６時30分から。立ち上げ当初は雨の日も雪の日も、正月休みも無しで毎朝開催された。参加者は60代〜80代が中心だが、誰でも参加可。夏場は夏休み中の子どもたちも多く参加する。今では多い時で約70人ほどが集い、14周年を迎えた今年は延べ参加人数25万人に達した。
会の”ご意見番”である雨池好子さん（88）は創立メンバーの一人。参加者の出欠カードにハンコを押し、悪天候による中止も雨池さんの判断だ。「はじめは色々な意見があったけれど、やる気さえあればここまで続けられる」と感慨深げに話す。
佐久間賢治会長は「あと２、３年で延べ30万人に達しそうなペース。ひとまず１日の参加人数の最高記録１００人を目指したい」と意気込み、「地域の健康と長寿のため長く続けることができたら」と思いを語った。
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